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真・月に寄りそう乙女の作法 レビュー 「喜劇 この中に1人”○×△”がいる!?」

疑惑に関する新感想が13000字程度ほどあります。
急いで書いたので、間違ったところ直したり、足りないところ書き足したりしてたら、1万字を超えてしまいました。
むちゃくちゃ長くてごめんなさい。
疑惑の本題に関しては新感想の最後に書いてあります。
本題にいたるまでの経緯もあるので、かなり長いですが、新感想のほうには全て目を通していただけるとありがたいです。
手前味噌ではありますが、かなり自信があります。
真偽のほどは別に、2次創作的なものとしてでもかまいませんので、
ぜひ、本編を”BADエンドも含めて”コンプ後に、本編を思い起こしながらご覧ください。
きっと楽しんでいただけるのではないかと。

感想、疑問などあればお気軽にレスをください。
(だたし、受けだとか攻めだとかBL的なネタは考察対象ではありません)

それと、自分の中では考えが固まってしまっていて、柔軟に検証できないので、
私の思い込みなら私が恥ずかしい思いをするだけで済むのですが、ライターからの挑戦状では?という思いもあり、
どなたか、余裕のある方、賛否どちらでもかまいませんので、ぜひ検証をお願いします。
はずれていれば、私が"道化"になりますので、指を指し、腹を抱えて笑ってください。

あと、これで本当に最後、本文に入りますのでご容赦を。
ErogameScapeの感想レスのほうで、
答え合わせ?というか、この新感想の続きではありませんが、
ちょろっと、妄想ネタを披露しておりますので、
新感想を読んで興味をもたれた方はよろしければご覧ください。


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~序章 「この中に1人”変な奴”がいる!?」~


本作においては”ラスボスのような”扱いの衣遠ですが、その行動は、才能至上主義、利害優先、そういった信条からかけ離れた、
特にルナルートに至っては、気でも狂ったのではないかと思えるほど目に余る支離滅裂な部分さえ見受けられ、
このゲームで多くの方がルナルートを押していらっしゃる中、私の評価では彼の言動が大きく足を引く結果になりました。

以下、衣遠の「盗作」について、私が最初に行った考察なのですが、
まず、衣遠が「盗作」をした事実、これは覆せないし、ルナ達が訴えれば隠し通せないものとします。
その場合、ルナ達が訴えない理由が納得いきませんでした。
衣遠が言うには、もし盗作を公表した場合、
①ユーシェ、湊の実家に圧力をかける
②ルナを退学にする
③服飾業界に圧力をかけて、ルナが一生日の目を見られないようにする
この3点で脅しをかけてきました。
まず、①について、家の規模を、大蔵>=桜小路>フォンメール=花之宮(分家筋)>柳ヶ瀬 とします。
ルナの家の規模については、大蔵よりは小さいものの、財力による圧力には屈しない程度に大きいものと会話内容から判断できます。
とすると金銭面から圧力を掛けられて厳しいのは他3家となるのですが、同程度の財力を持つルナがいる限り、
大蔵が圧力を掛けてもルナが援助すれば、仮に4家合わせて大蔵に勝てないにしても、即死はありえないでしょう。
②については、そうなったとしても、別の学校に行くなり、再入学するなり手はあるので、脅しの内容としては微妙です。
最後に③について、朝日が衣遠に頭を下げた最大の理由がこれですね。
既に大成功といってよいほど成功を収める衣遠が、理由はあるとはいえ名誉あるクワルツ賞を辞退したルナを、
つま弾きにしたとなっては、ルナの未来は潰されたも同然です。
しかし、ここで問題になるのは、衣遠が「盗作」したという事実です。
常識で考えて、ファッションなど芸術分野で1度でも盗作が明るみに出て、現状を保てるかとなれば無理ではないでしょうか。
比較的にパクリに寛容な?アニメ・エロゲ業界でさえ、2度目のトレパクで追放された人もいるというのに。
しかも、大蔵は父の代で勢いが削がれ、現在は衣遠の立ち上げたアパレル関係の企業を中心に盛り立て直したそうな。
そんな屋台骨ともいえる部分に、盗作のひびが入ってしまえば、一気に崩壊してしまう気がします。
そうなれば③など到底不可能ですし、①についても先に猶予があると述べたように、脅迫内容としては微妙です。
さらに言えば盗作された側、つまりルナにしてみれば、盗作を公表してしまえば、
自分の作品が評価されることになるのですから、黙っている必要など微塵もありません。

以上より、衣遠と遊星の間には、勝算、利害を超えて感情面から、
しかも、あの衣遠が唯一、純粋に笑顔を見せる親友J・P・スタンレーも同じくデザイナーであることも考えれば、
彼との友情よりも、遊星への執着が優先して、衣遠を盗作にまで駆り立てる何かがあるに違いないのに、
メインヒロイン4名を攻略しても、それが描写されていないことには心から落胆しました。
(補足しておきますが、盗作の是非については論じるまでもなく、私個人としては、情状酌量だとか、衣遠を擁護するつもりは全くありません。
 単純に言動が支離滅裂で行為に対して原因・理由が不明であったことが、気持ち悪く、
 たとえ想像によるところが多くとも、それを明確にし、一本筋を通す、ただそれだけのために考察をしております。)

しかし、ヒロイン4人を攻略後にギャラリーを開いてみると、その他のCGが2つ埋まっておらず、
攻略サイトを調べたところ、BADエンドがあり、早速プレイしたところ、驚愕の事実が判明とまでは断言できないのですが、
それを推測するには十分な手がかりが得られました。

BADエンドの流れは、八千代に女装バレした遊星が桜屋敷を追い出され、行く宛てもなく、
ホームレスに飼われそうになったところで、衣遠に助けられ?、そのまま保護されます。
それから1週間、衣遠は日本に滞在するというので、遊星は食事係として彼と同居することになり、
結局、桜屋敷から追い出されて心が折れてしまった遊星は、衣遠の傍に置いてくれと頼みます。
そして、このエンドの最後、「遊星は母親に生き写しと言ってよいほどには似てきた」という衣遠の言葉とともに、
遊星の母が「ありがとう」と笑顔で、おそらく話の流れから、衣遠に言う回想が入り、シナリオは終了します。

この回想、また共通を含めた全ルートでの衣遠の遊星への執着から、
「遊星の母は衣遠の初恋の相手だった」のではないかという推測が生まれました。

一度、これを考慮すると、この物語中で実に多くの伏線がちりばめたれていたような気がします。

この推測を出発点に、様々な推測・想像、果てには妄想を起こしていきます。
さて、もうすでに2000文字くらい消費しており、普通の長文感想なら終っていそうな勢いですが、
先に述べたように折り返し地点ですらありません。
ここから先、”道は長く険しいが、見晴らしは上々”なので、引き続き、どうかお付き合いいただければ幸いです。




~第二章 第一幕 「悲劇 大蔵衣遠の初恋」~



遊星の母といえば、笑顔を絶やさず、外見がそれはもう美しい女性ではあるものの、
遊星のあまりにも幼い言葉から、「ごめんなさい」が口癖になってしまった、そんな卑屈な女性として描かれていました。
おそらく、衣遠は当初そんな彼女を、大蔵の血を濁らせる雌犬として嫌っていたのでしょうが、
躓いたところを助けたのか、落し物を拾ったのか、はたまた、
幼少の遊星同様に紳士然と育てられ、遊星がりそなにしたように、誰かに虐められているところを助けたのかもしれません。
普段は、謝罪ばかりを口にして卑屈に過ぎる彼女が、笑顔で不意に見せた「ありがとう」の感謝の言葉に、
衣遠は”感嘆”を覚えてしまったのです。

というのが、最初に私の想定した”感嘆”だったのですが、
ルナルートの学院長室でのシーンにて、遊星がルナの退学を避けるため、衣遠に謝罪しているにも関わらず、
衣遠は狂ったように笑い、喜びながら、次のように言うのです。
>いいぞ、愚弟、イギリスで見かけて以来、久方ぶりに貴様に再会した気分だ。
>そうだ、貴様はそういうやつだった。
>”殴られながら礼を口にする”、卑屈で下品な子供だった。
なぜ、遊星は謝罪をしているのに、衣遠は”礼を口にする”などと言っているのでしょうか?
イギリスでの一幕を思い返しているのではなくて、ひょっとして、そのまま衣遠が遊星の母親にしたことだったのではないでしょうか?
私自身、上手くまとめられないのですが、雌犬と蔑み、殴った彼女が、なぜか礼を述べたことに彼は"感嘆"を覚えたのではないかという推測です。
正直、矛盾しているような気もしますし、かなり歪んだ性癖と言わざるを得ないので、これ以上は私自身、理解できませんし、
具体的なストーリーを妄想するのは本題ではないので、笑顔で「ありがとう」と言った遊星の母に"感嘆"を覚えた、
そこまでを念頭に次に進ませていただきます。

遊星の母を愛人として寵愛し、由緒正しき大蔵の血を濁らせる父、その女に醜く嫉妬の炎を燃やす母、
現在の衣遠に他者への尊敬など知らぬと言わんばかりの高慢にも見える人格が形成されていることからも、
幼少の彼が両親に一切、尊敬の念を抱いていないことは想像できますし、おそらくそんな両親が彼の人格を固めた原因の1つなのでしょう。
そして、子供であるというだけで、そんな両親の庇護に甘んじなければならない屈辱的な自身の現状と、
同じく、どんな誹謗中傷を浴びようと大蔵家にすがらなくては、生きていくこともできない病弱な遊星の母の現在の境遇とを
照らし合わせ、共感を覚えたことから”自問”が始まりました。

そして、おそらく、自分が大蔵家の頂点に立てば、父から遊星の母を奪い取り、母から彼女を守ることができる、
そんな”王子様願望”が”希望”の始まりだった。

作中のユーシェルートでのサーシャの言葉、恋愛の7つの手順にそって考えるとこのようになり、
これが、衣遠にとっての初恋で、今なお拭い去ることができない感情なのだと推測します。




~第二章 第二幕 「悲劇 大蔵衣遠の親友」~



さて、ここで話が飛びますが、J(ジャン)・P(ピエール)・スタンレー、彼についてです。
衣遠の唯一の友人にして、彼がただ1人、笑顔を見せる相手なのですが、
彼らが友人になったのは、互いのデザイナーとしての腕を認めあったからだそうです。
はたして、本当にそれだけでしょうか?
ここで1つ推測を立てたいと思います。
「ジャンは、衣遠が誰かに初恋をしていて、未だにそれを忘れられない、という事実を彼のデザイン画から読み取った。」
これを契機にして彼らが親友になったのではないかという推測です。
さて、この推測、あまりにも突拍子がないかと思われますが、補足を聞いていただきたい。
そもそも、大蔵遊星の過去回想にて、J・P・スタンレーは、普通なら聞き逃してしまうようなことですが、
明らかにおかしなことを言っていました。
彼は、暗闇の中、姿がシルエット程度しか判別できず、その上、自身で"声に色がないからわからない"と言っているにも関わらず
遊星の性別についてこう言及したのです。
「胸もふくらんでいないうちから」と。
私たち読者からすれば、遊星は女装するほどの女顔で、しかも、西欧人から見たら日本人の子供の性別なんて見分けもつかないかもしれません。
しかし、地下のカビ臭いワインセラーの住人が"少女"だなどと、常識的に考えるでしょうか。
ありえませんよね。
とすれば、彼はこのワインセラーに"少女"もしくは女性がいると先入観をもっていたのではないでしょうか。
ではなぜそんな先入観が生まれたのか、そして、もっと言えば、ジャンはあの時、なぜあんな場所にいたのか?
答えは単純なのではないでしょうか、つまり、衣遠の先回りをしてきた。
衣遠が今日、ここに、誰かを迎えに来ること、そして、彼は以前から誰かへの初恋を引きずっていること、
この2つから、ジャンはこのワインセラーに衣遠の思い人である女性がいると、半分、誤解していたのです。
だから、遊星のことを"少女"と決めうちしたのです。
そして、遊星が自分を「大蔵遊星」と名乗ったあとの、ジャンの「なるほど、そういうことね」という一言、
この時彼が何に対して合点がいったのか想像するのはかなり難しいですし、具体的にか、それとも曖昧になのかはわかりませんが、
衣遠と同じ「大蔵」の性を名乗る彼には、衣遠の初恋と何らかの関係があると気づいたのでしょう。
また、この時、ジャンは「衣遠が自分をここに呼び出した」と言っていますが、衣遠は遊星の隣にジャンがいるにもかかわらず、
しかも、もし仮にジャンを呼び出したのなら、彼の言葉を「黙れ、スタンレー」の一言で黙らせるでしょうか。
おそらく、ジャンの呼び出された、という言葉は嘘で、ジャンの出刃亀行為に衣遠が腹を立てていたのだとも推測できます。

また、衣遠の「母上から貴様を奪いにきた」、この言葉も先に述べた、”王子様願望”、"希望"の表れのように見えます。

さて
「ジャンは、衣遠が誰かに初恋をしていて、未だにそれを忘れられない、という事実を彼のデザイン画から読み取った」
と書いたのですが、これの妥当性について、
①フィリコレのデザインコンペにてヒロインたちが「デザイン画を見せることは自分の内面を見せることに等しい」という会話
②ルナルートで、ジャンがドレスの縫製から愛情を読み取ったこと
③ルナルートのフィリコレ後、舞台裏での会話で、衣遠が自分のデザイン画を遊星に見せなかった事実
以上3点で補強できるのではないかと思います。
特に③ですが、衣遠にルナに指摘されるような落ち度があるというのも、こうして見ると違和感を感じます。
1度、ジャンに指摘されているため、自分の初恋の相手の子供、その上、日に日に、生き写しのようになっていく遊星に、
自分の内面を見せることを避けたように思えます。

あと1点、これは上の3つに比べると私の直感によるところが多いのですが、
過去回想で、”In Aoyama Tokyo”の刺繍と桜のアップリケが施された闇色の毛布を見たときのジャンの発言、
>お、なんだ少年、君なかなかファンタスティックなもの持ってるじゃないか。
>ちょっと見せてくれよ
>へええ、こりゃあ素晴らしい
>うーん……なんだろうなあ、この胸をキュって優しく触られる感じ。
>いいよなあ、ずるいよなあ。
>技術とかセンスとかじゃあないんだよなあ、この味は
>当ててみせるぜ。少年を愛している誰かさんからの贈り物だろ、コレ。
この何気ない発言からも、ジャンはそういう愛情が見える何かを以前に見たことがあるのではないか、そんな気がします。
本当に私の直感、ひょっとしたら穿ち過ぎなのかもしれませんが、初めて見たような驚き方には見えないんですよね。
以前に、衣遠のデザイン画を見たときに感じた”味”を再び味わった、そんな風に見えました。




~第二章 第三幕 「悲劇 大蔵衣遠の嫉妬」~



さて、話を戻しますが、衣遠は遊星のパタンナーとしての素質に気づけたかどうかも別にして、
そもそも、遊星がファッション業界、もっと言えば、自分のデザインに近づくことを避けたかったとも考えられます。
それは、彼が遊星を遊星個人としてではなく、雌犬の子、雌犬の生き写し、そのようにしかとらえられなかったからだとも。
ユーシェルートで、1度はウィッグを外せと命令しながらも、あの女を思い起こさせるから、と命令を取り消すシーンもありました。
衣遠にとって遊星は、忘れられない初恋の女性、自分が父と母から救えなかった女、それの代替品ですらあるのかもしれません。
だから、遊星のことを、自分が飽きるまで玩具として傍に置いておくと、瑞穂ルートで言っていたのではないでしょうか。

また、ユーシェルートで「恋愛は人を馬鹿にするというが、今の貴様たちがまさにそうだ」と言い、
頭を下げる遊星を気遣って声をかける続けるルナを精神が弱いと評しますが、
これは、未だに遊星の母を忘れられず、執着し続けることに対する自己批判の面も多分にあるのではないでしょうか。
雌犬の子、その生き写しというだけで、彼に執着し、彼が誰かとともにいればそこから引き離して自分の下に戻そうと嫉妬する有様は、
衣遠自身が愚物と罵った父親と母親に重なってしまうから、自分を理想と異なる感情的な愚物に陥れる遊星を憎まずにいられない。
遊星への憎悪はそんな自己嫌悪から来たもののように思えます。
事実、彼は遊星への執着から、ついには「盗作」までしてしまうのですから。

同時に、どうしても遊星に母親を重ねてしまうので、目の届かぬところに放逐することもできない。
「女装さえた遊星を父に献上して、大蔵家を手に入れる」という衣遠の言葉にも疑問が生まれます。
そもそも、現状で大蔵家は衣遠の作ったアパレル関連の企業を中心にしているのですから、
遊星を父に渡すまでもなく、大蔵家が彼のものになるのも時間の問題のはずです。
ならば、あの言葉の本心は、そもそも、遊星を父の元に送るつもりなど毛頭なくて、
「父の元に送られるくらいなら、お兄様の傍にいさせてください」と、
亡き遊星の母の代わりに、遊星に、父親ではなく自分を選ばせることこそが目的だったのではないかとも思えます。
彼の本心は、遊星をまるで秘蔵の人形みたいに、他の誰にも見えないところに囲っておきたい、
そんな歪んだ独占欲だったのではないでしょうか?
この点について、加えて言えば、遊星を軟禁後、どうして1ヶ月も期間を設けたのかということも、
上のような衣遠の本心を考慮すれば、いわゆる”シナリオ上の都合ではなく”、遊星が自分を頼ってくるまでの猶予期間として納得ができます。
また、フィリコレ後の舞台裏で「3日後に父に引き渡す」という衣遠の発言も、
これまでの私の推測に対する反論になるどころか、さらに補強するように思えます。
まず、第一に、彼の本音が遊星に自分を選ばせることであっても、
プライドの高い彼としては、あくまで自分が遊星に執着しているのではなく、
父に引き渡されれば彼の慰み者になるのは遊星自身も想像に難くなく、あまりにも惨めに懇願する遊星に慈悲を掛けたのだ、
という体が衣遠にとっては必要であると考えられるからです。
ならば、父に引き渡す約束というのは、口から出まかせではなく、実在のものでなくてはなりません。
そして第二に、先ほど、大蔵家が衣遠のものになるのも時間の問題だ、と書きましたが、
当該の衣遠の発言の後、衣遠は自分で、”1ヶ月前からの約束を3日前になって反故にしたとしても問題ない”とそう明言しているのです。
相手は、対等な取引先どころか、大蔵家の現当主にして父親である男、つまり、表面上は完全に格上の相手に対して、
3日前になって約束を反故にしても問題がない、つまり、実際には自身が大蔵家の頂点であると言ったに等しいのです。
このことからも、やはり、そもそも遊星を父に引き渡す気など毛頭なかったのだと推測できるでしょう。
あと、これはさすがに妄想が過ぎるかもしれませんが、死ぬ直前まで遊星の母が毛布を縫っていたという描写と合わせて考えると、
引渡しの期日、フィリア・”クリスマス”・コレクションの3日後、12月28日というのは、”遊星の母の命日”だったのかもしれません。

瑞穂に真実を暴露し、ユーシェの邪魔をし、ルナの作品を盗作したのも、すべて、
そこには衣遠が日ごろ言うような理路整然とした利害もなく、ただひたすら感情的に、
遊星に近寄る誰かを排除して、遊星を屈服させ、遊星が自分だけのものになるようにと
ただそれだけを目的にして、仕向けたように見えます。

また衣遠にとって、遊星が母親の代替であるための必要条件の1つは「才能の片鱗も見せないこと」だったのではないかとも思えます。
遊星の母親は「ごめんなさい」口癖になるほど卑屈な女性であったこと
ルナルートの学院長室でのシーン、遊星が朝日の姿で衣遠に頭を下げて許しを請うた瞬間、衣遠は気が狂ったように笑い出したこと
あくまで、遊星をいたぶることが本題だったと言わんばかりに、「なかなかいい見世物だった」と口にしたこと、
これらから、卑屈で、頭を下げるしか能がない、そんな女性が衣遠にとっての初恋の相手だったのだろうと想像します。
たとえ、衣遠が女性を大蔵の血を残すだけの道具だと考えていたとしても、そんな自分の初恋を認めるわけにいかないと考えるでしょう。
瑞穂が共通ルートで「どうして男の子は気になる女の子に意地悪をして、その上、好きだなんて嘘をつくのかしら」と言っている、
まさにそれを遊星にせずにはいられない、そんな自分の感情的な部分を自分の唯一の汚点だと衣遠は言っているのだと思います。

話がそれましたが、遊星の母は「卑屈で頭を下げるしか能のない女」と衣遠は見なしていました。
だからこそ、才能の片鱗を見せない、もしかしたら、衣遠自身に見つけたくなかったという側面もあるのかも知れませんが、
そんな遊星に遊星の母を重ねて、遊星個人を見ることができなかったようです。
また、彼は入学式で「学生の提出物には全て目を通す」と言っていますが、これは裏を返せば、いかな才能も見落とさないという姿勢です。
そんな彼に遊星の才能を見落とすようなことが、はたしてあり得たでしょうか?
遊星に遊星の母親の面影を無意識に”求めて”しまっていたのかもしれません。
しかし、ユーシェルート、瑞穂ルート、ルナルートでは、遊星がパタンナー(一部でデザイナー)としての才能を見せたことによって、
衣遠は遊星に面影を重ねることができなくなったため(少なくとも、以前よりは)、
以降の遊星への対応は、妾腹ではあるものの大蔵の血筋という、相応の厳しさに変わったのだと思います。

ところで、本作においては、天才のルナ、秀才のユーシェという構図が描かれていましたが、
ひょっとして、この構図は、J・P・スタンレーと大蔵衣遠の関係にも当てはまるのではないでしょうか?
当然、天才のジャン、秀才の衣遠、その2人が親友であるという構図です。
こう想像すると、さらに1つの推測が生まれます。
学院の入学式において、衣遠が語った話、

>才能がない奴が良いものを作りたいなら努力で補うしかない。
>俺が1枚のデザイン画を描く間に、奴は十枚の量を描くべきだ。
>俺が寝る間を惜しんで服を縫うなら、奴は体が動く限りミシンを走らせるべきだ。
>だが奴は普通の生活の範囲内でしか努力をしなかった。
>少なくとも、食事の間は味の事を考え、風呂に入る間は心を癒し、就寝時は柔らかいベッドの上で微睡んでいた。
>人生で1度の発想がたったいまうまれたかもしれない。
>その可能性も考えず、通り一辺倒の口上を並べて、奴は妥協した。
>人より優れているものを生み出したいなら無理をしろ!生活を捨てろ!
>何も犠牲にせず秀でたものを生み出せるのは、世界でたった数人の天才だけだ!
>自分を特別だと思う退屈な日常を捨てろ!
>それができず俺の弟だった男はデザインの道を諦めた。
>だから俺は奴を屑だと思い見限った。
>あんな奴は生きているだけで不愉快だが失敗作だからと言って殺すわけにもいかない。
>”今後、俺の前に一切現れることなく消えてくれれば良いと思う。”
>君たちはいま話した屑のようにはならないで欲しい。
>”彼はいま俺の部屋で家畜のようにして飼っている”

これはすべて”彼の実体験”だったのではないかということです。
幼少の彼は、”王子様願望”から、ファッションデザイナーを志したものの、才能がなく、
それでも、文字通り、心身を削るような努力を重ねたのではないかと想像します。
いや、ひょっとしたら、彼は自身が罵るような愚かな振る舞いを「遊星の母が死んでしまうまで」続けていたのかもしれません。
彼女が死んで初めて、彼が口にするように身を粉にして努力をしたという可能性さえあります。
そして、そのあまりの後悔から、あの激情に溢れた苛烈な言葉が出てきたのではないでしょうか?
すると、もう1つ、それまでの苛烈さから一転して、まるで自重するように呟いた「俺の部屋で家畜のようにして飼っている」という発言ですが、
その前の「今後、俺の前に一切現れることなく消えてくれれば良い」、これと明らかに矛盾するのです。
どうして目に入れたくもないものを「俺の部屋」で飼うなどというでしょうか。
殺すことはできずとも、自分の目の届かないところに置くことは決して無理ではありません。
幼少の衣遠にとって、「遊星の母を自分の両親から救い出したい」そんな”王子様願望”が
大蔵家当主を目指して疾走した努力の原動力であり、今現在、遊星の母が亡き後も彼を突き動かしているものである
という暗喩だったのではないかと思わずにいられません。
そしてもし、「反面教師」という言葉さえも、彼の本心だったとするならば、
遊星の母が死ぬまで、通り一辺倒の努力しかできなかった自分への後悔さえ読み取れます。
そんな、「自分の父の愛人への慕情」や「彼女を救えなかった後悔」が、彼のデザイナーとしての想像の源泉と原動力であり、
「前衛的で耽美」という評価につながっているのではないかと思うのです。

事実、彼は才能至上主義を標榜しながらも、自身が天才であるとは作中1度も明言しておらず、
入学式では才なき身での努力の重要性を訴え、ユーシェルートにおいては彼女の努力の結実に尊敬さえ表明しているのです。
また、衣遠が遊星に自身のデザイン画を見せなかったことについて、もう1つの仮説が立ちます。
ひょっとしたら、衣遠は天才であるジャンと自分のデザインを遊星に比較され、そしてジャンを選ばれることを恐れたのではないかと。
「ジャンの真似事をしていた」「ジャンが学院長を務める学院に入学した」、そんな彼の遊星への中傷の言葉は、
自分ではなくジャンを選ぶ遊星の態度ゆえに、彼が嫉妬を覚えていたからではないでしょうか。
彼を学院から追放しようと、時には盗作までするほど躍起になったのは、
たとえ自分の膝元である日本支部であっても、同じデザイナーであるジャンを追いかけて、
それこそ女装までして、いや、その姿が亡き遊星の母に瓜二つだったからこそ、彼にとっては、嫉妬を覚えずにはいられなかったのではないでしょうか。




~幕間~


以上長々と書きましたが、8割、いや9割くらい想像になってしまったのですが、大蔵衣遠についての考察でした。
こう考えると、フィリコレ前の遊星への執着、ルナルートでの目に余る行為、フィリコレ前後での遊星への衣遠の対応の変化、
など衣遠の言動に1本筋が通る気がします。

正直、予想外です。
複数ライターでライターチーム内に統括を行った人物がいるのかすら不明ではありますが、
ルナルートでの「盗作」で大蔵衣遠の言動のちぐはぐさに明らかな疑問を覚えさせ、
BADエンドにて、大蔵衣遠が遊星の母に惚れていたのでは?という鍵を与え、
そして、その鍵を中心にして彼の内面を想像させることまで、ライターが想定していたのなら、見事と言うほかありません。
というか、BADエンド限定のCGがあって、4人攻略後にギャラリーを見るとCGが埋まっていないのに気づくあたり、そこまで想定していた気がします。
私自身、鍵を得てからは、パズルゲームの連鎖のように妄想が次々と浮かんで非常に痛快でした。
今年は、古色迷宮輪舞曲といい、妄想ネタに恵まれていて嬉しい限りです。
ほんとに、ルナ様可愛い、ユーシェは俺の嫁とか呆けたみたいに言ってる場合ではないかもしれませんね。


遊星がルナに掘られるシーンすらスキップしたくらい、あっちの気はないつもりですが、
こうして、衣遠の言動の端々から、彼の内心を暴き上げて、彼が唇を噛んで睨みあげてくる様を想像すると、
ぶっちゃけ、ゾクゾクします。
ルナ様に虐められて喜ぶドMゲーかと思いきや、衣遠の内心を暴露して楽しむドSゲーだったとは。

むちゃくちゃ長くなりましたが、ご意見ご感想などあればお気軽に。




~最終章 「喜劇 この中に1人”王雀孫”がいる!?」~



ああ、そうそう、本当にこれで最後、1つだけ特大級の妄想をぶちかましておきましょう。


大蔵衣遠がその言動の支離滅裂さゆえに読者に明らかな疑問を抱かせる一方で、
時には衣遠を出し抜き、衣遠の行動に影響を与え、トリックスターのように飄々と舞台をかき回すにも関わらず、
衣遠の影に隠れて私たちが空気のように感じてしまっている男、J・P・スタンレー、彼に疑問を抱いた方はいらっしゃいませんか?

また。少々メタなことを言えば、彼だけ、なぜか公式ページにて紹介されていないのです。


さて、思い出していただきたいのは、過去回想におけるジャンの言葉。

>遊星、俺の知るかぎり、君はこれから”ある1本の道”を歩かされることになる。
>その道は長く険しいが、見晴らしは上々だ。
>もし君がその道を生涯選びつづけるなら、少々遠いだろうが、いつか俺のところまで来てくれ。
>そのときはここのワインで乾杯しよう。



遊星の名前を聞いた時の「なるほど」の真意とは何でしょうか?
”ある1本の道”を遊星に歩かせるのは、いったい誰でしょうか?
ジャンはどうして、日本にフィリア女学院を作ったのでしょうか?
なぜ一部生徒へ付き添いなどという制度を設けたのでしょうか?
どうして数百の生徒の中から遊星を見つけられたのでしょうか?


そしてこれらの疑問を集約させれば。

"遊星が女装をして" 学園へ忍び込むことも、全て ”彼の筋書き” 通りだったのではないでしょうか?


おい、ちょっと待て。

>こう見えて俺、なかなか文才があるんだぜ。
>残念ながら、現代の文壇にはまだまだ理解してもらえないんだが。

ひょっとして、王雀孫 = ジャン・P・スタンレー っていう 壮大な「釣り」じゃねえのか?

略称の「つり乙」ってそういうことか?



さて、主要キャラの名前がいずれも日本の銀行名由来のものであるのに対し、
ジャンのみが、その由来は、”モルガン・スタンレー”、国外の金融機関であり明らかに毛色が違います。


大蔵 遊星:郵政(あだ名は、ゆうちょ銀行)
小倉 朝日:朝日銀行(1962年~1964年、朝日同様に3年でなくなる)
桜小路 ルナ:さくら銀行(1990年~1992年) (現 三井住友銀行)
ユルシュール・フルール・ジャンメール:三菱東京UFJ銀行
花ノ宮 瑞穂:みずほ銀行
柳ケ瀬 湊:みなと銀行
大蔵 りそな:りそな銀行
山吹 八千代:八千代銀行
名波 七愛:セブン銀行
サーシャ・ビュケ・ジャヌカン:SBJ銀行
杉村 北斗:北都銀行
大蔵 衣遠:イオン銀行


モルガン・スタンレーは、商業銀行業務と証券業務の兼業を禁じたグラス・スティーガル法の施行を受けて、
1935年にモルガン商会の証券部門が分離独立する形で設立されました。
新生モルガン・スタンレーを率いたのは、ジョン・ピアポント・モルガン(モルガン商会の創設者)の孫にあたるヘンリー・モルガンと、
新会社の社長に就任したハロルド・スタンレーでした。
(出典:http://www.morganstanley.co.jp/aboutms/globalhistory/index.html)



ここで、モルガン・スタンレーの総保有資産が世界トップなら、”王”にならないかな?と思ったのですが、
今の保有資産額では、三指には入るが、トップではないみたいです。
とはいえ、仮にトップであったとしても最後の一文字”孫”が出てきません。

また、単に有名どころの銀行を引っ張ってきた可能性もありますが、フランス人名の”ジャン”、”ピエール”に対して、
なぜ、フランス系ではなく、米資本のモルガン・スタンレーなのかも疑問でした。

さらに焦点を変えて、米資本であることは許容するにしても、
なぜ、ゴールドマン・サックスや2013年現在、保有資産額トップのJPモルガンではなく、モルガン・スタンレーなのか?
どうして、ジャンの名前はM・スタンレーではなく、J・P・スタンレーなのか?

そこで、目を引いたのが、
ジョン・ピアポント・モルガン(モルガン商会の創設者)の ”孫” にあたるヘンリー・モルガン
という1文です。
みんなの味方ウィキペディアさんで”モルガン・スタンレー”について調べても、これは解説文のかなり上位で説明されています。

そこで、まず、ヘンリー・モルガンについて調べたのですが、目ぼしい情報はなくハズレでした。

次に彼の祖父にあたるジョン・ピアポント・モルガンについて調べたところ、
直接の創始者ではありませんが、ジョン・ピアポント・モルガンは金融王の異名で名を馳せていたのです。

また、英名の”ジョン”は仏音では”ジャン”に変わります。

以上から、
金融 ”王” と呼ばれる ”J・P” (ジョン・ピアポント)・モルガンの ”孫” にあたるヘンリー・モルガンと
ハロルド・ ”スタンレー” によって設立された金融機関モルガン・ ”スタンレー” から、
J・P・スタンレー 
の名前を設定。さらに、”雀”の読みはジャクであるが、”ジャン” と読んで、
ジャン・P・スタンレー
となり、"孫"の文字をとるために、ゴールドマン・サックスでもJPモルガンでもなく、モルガン・スタンレーが選ばれたのではないでしょうか?

ちなみに私は最初、「雀」の字を麻雀から、"ジャン"と誤って読んでいました。
孔雀から"ジャク"と読む人もいるかもしれませんが、初見ではどちらの読みのほうが多いでしょうか?

最後に、Pの読みである、”ピエール”。
皆さん、フランス語の”pierrot”というのをご存知でしょうか?
これは、英語のピエロの語源なのですが、そもそも、"pierrot"自体が、
イタリアの即興喜劇集団に登場する「ペドロリーノ(pedrolino)」という役名に由来し、
これはフランスに入ると、フランス人名らしく「”ピエール”(pierre)」に改められるのです。
それがさらに「”ピエロ”(pierrot)」と呼ばれるようになります。
(出典:http://gogen-allguide.com/hi/pierrot.html)


なるほど、たしかに、ジャンの飄々とした振る舞いは、道化のそれでした。
過去回想で、ジャンが名を明かす前「フランス語の男」と表示され、その後、「英語の男」に変わることも、
彼の命名に関わる伏線だったのではないかと推測します。


海外の巨大資本スタンレーに踊らされる日本経済という構図も、
この物語の登場人物が全て、ジャンの手のひらの上だとすれば、なんとも皮肉がきいています。


とすれば、ジャン・ピエール・スタンレーとは、すなわち、
「王雀孫は道化で黒幕だ」
というメッセージだったのではないでしょうか?


みなさん1つ思い出してください。
入学式のシーンタイトルはなんでしたか?
七愛、サーシャ、八千代は会話に参加しないことから、アイコンこそ表示されませんが、
りそなを除き、このゲーム中、メインキャストが一同に揃うシーンタイトルはなんだったでしょうか?

「この中に1人”ラスボス”がいる」

おやおや、誰がいったい、「大蔵衣遠がラスボスだ」、などと言いましたか?
圧倒的な存在感を見せる衣遠の傍で、その実、空気を支配していたのは誰だったでしょうか?
ここまで言えば、答えは自明ですね。


さて、ゲーム本編から続いて、1万3千もの文字数を割いて続けてきたこの一大”喜劇”ですが、
”道化を指さして”、そろそろ閉幕といたしましょう。


もし、これが穿ち過ぎた妄想でなければ、

>俺の知るかぎり、君はこれから”ある1本の道”を歩かされることになる。
>その道は長く険しいが、見晴らしは上々だ。
>もし君がその道を選びつづけるなら、少々遠いだろうが、いつか俺のところまで来てくれ。
>そのときはここのワインで乾杯しよう。

ってライターから読者への挑戦状じゃないのか?
要するに、お前ら俺の存在に気づけるのか?っていう。














見つけたぞ、王雀孫。








~カーテンコール~


ごきげんよう、みなさま。
王雀孫に代わりまして、この喜劇のネタバレを務めさせていただきました。

この”舞台挨拶”をご覧になっている方は、きっと一通り目を通してくださっているかと存じます。
1万3千字もの文章にお付き合いいただきまことにありがとうございます。

大蔵衣遠の「盗作」、これへの疑念から全てが始まったといっても過言ではありません。
J・P・スタンレー、彼の言葉を借りるなら、
「コレを素で書いちゃうライターは面白いよな。 はは、”盗作”だって。君らも疑うところだぞ、ここ。」
といったところでしょうか。

そして、BADエンドという鍵から、大蔵衣遠への考察を深めれば深めるほど、
浮き彫りになってくるJ・P・スタンレーの特異性や意味ありげな発言に気づき、
黒幕の存在に勘付く、もしくは、それを勘繰り出すのは誰にとっても時間の問題ではないでしょうか?

私が気づいた限り、ほぼ全ての伏線については解き明かしたのですが、
王雀孫からのメッセージ、最後の1つはそのままにしてありますので、よろしければ、お探しください。

1つヒントを差し上げるなら、おそらく、彼が我々に与えた”タイムリミットは約2ヶ月”でした。


それでは、ごめんあばずれ。










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水と油も使いよう

Author:水と油も使いよう
好きな作品は「Dies irae」。間違いなく思春期特有のあれをこじらせた人間です。ブログタイトルですが意味はありません。しいて言うなら語呂、ちなみにマヨネーズは嫌いです。男、年は2周りしていないと言うことにしておきます。

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