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バルドスカイゼロ2、蝿の王、そしてコールバーグの道徳性発達理論について。

レビューというほど大げさなものではないんだが、最近やっと名前を思い出せたというかググッて見つけられた。
コールバーグの道徳性発達理論という3*2段階の倫理水準がある。
簡単に説明すると、①死にたくないから○○しない(動物レベル)、②ルール(法律)に定められているから○○しない。
が最初の2段階(詳細にはそれぞれさらに2つに分けられる)だ。
さてここで問題になるのが3段階であり、こんな命題を与えられた時どう答えるだろうか?
 法的に絶対に肯定されない行いは、倫理的に絶対に肯定されない。

我々の通念上”法”とは倫理的に良い物であるが、作中で敷かれた法とは”人を殺すのが当たり前”という
我々の道徳上、”法”とは呼べない代物なのだ。

コールバーグの道徳性発達理論では、上記の道徳水準を成長させるにはモラルジレンマに悩み続ける必要があるとか書かれているが、
ご存知のとおり、SASの住人は自身を取り巻く”法”に対して、諦めるか、恨むかの2つに二分されていた。
諦めてしまえば、WARLUSのように”法”の食い物にされ、恨んだところで、ラサーヤナのように結局は”法”の掌の上だ。
この底意地の悪い社会現象的性質はLoF(蝿の王)の著書中での豚の首の邪教的性質を汲んでいるのだろう。

この作品中でエドワードがはこの水準を1つずつ登っていき(成長していき)、最終的に”マレル”を獲得するわけだ。
このあたりに気づくと「なにをもって彼女を捉える」なんて中佐の言葉も奥行きが出てくるよね。
あと、マレルの名前の由来も、モラルから転じたんだろーなと妄想できる。
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バルドスカイ ゼロ -BALDR SKY ZERO- レビュー

当意即妙と言うと、お上品すぎるが、”頭のいい”ではなく、”頭の切れる”会話分が特徴的。
Diveでは全編通して暗い雰囲気だったのに反して、本作ではシゼル加入後からの掛け合いは爆笑ものである。
2Dから3Dへの変更で、戦闘のコンセプトは近接コンボから、派手な射撃戦へと大きく変わっているが、
これはこれで十分に面白いし、爽快感もある。
しかしながら、シナリオが未完である点については一切、擁護できない。
ともあれ、ゼロの根幹をなし、本作で描かれた、そして続編で描かれるであろう、3つの主題を紐解いていく本レビューが、
続編への繋ぎとなれば幸いだ。

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ココロ@ファンクション! 体験版レビュー

かにしの以降、パッとしなかったPULLTOPでしたが、昨年発売した、ころげて、FDは好評ではあったものの、
外注シナリオのおかげじゃね?とか、考えていました、ごめんなさい。
と、プレイ前は斜めに見ていたものの体験版プレイ後はジャンピング土下座の勢いです。
ほんとーに面白かったです。

ころげて同様に、体験版部分は、作品全体に対して「起」にあたる部分なのですが、
その中でも、 起承転結の構成が綺麗で、サクサクと読めました。
なにより、近未来都市や近未来技術、そのエフェクトが非常に洗練されていた点が、
現在のPULLTOPというメーカーの地力を感じさせます。
現在のある種、最先端UIであるスマホをベースにそれを拡張、発展する形で描かれた、オルカや投影型ディスプレイなど、
地に足のついて見える未来技術にはプレイしていてワクワクしました。

ヒロインについては、体験版で焦点が当てられるのは、水菜、聖、次いで、朝顔、いずれも魅力的でしたが、
双子の出番が少なかったのが気になります。
というか副会長(現会長)と夏の大収穫祭がしたい。
あと、水菜と朝顔がアナグラムくさいのは気のせい?

君と彼女と彼女の恋。

この箱庭に手を出すなかれ―― 
真実、無限の自由度と不可避の責任が存在するならば、この選択に他ならない。
翼をもがれ、不自由極まるこの身で、神に抗う術はあまりにも少ない。
ゆえに、いまだ向こう側の君へ、この言葉を繰り返そう。
この箱庭に手を出すなかれ―― 
                          箱庭より神への怨みを込めて。

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LOVESICK PUPPIES 体験版レビュー

物語冒頭で述べられるように「愛されることは当たり前だったのに、気がつくとそのハードルが上がってしまっていて身動きが取れなくなってしまった」
そんな彼女達が本作のメインヒロインになっている。
思春期的な悩みのようなものから、親の失踪まで、彼女達の抱えるLOVESICKは様々ではあるが、
そんなシナリオの都合上、とにかくヒロイン力の低いメインヒロイン5人になってしまっているのが、やや残念なところだろう。
安堂こたつの前作WLOといえば、コミュ力が低い典型的非リアな主人公が、高嶺の花を”攻略”するそんなお話だったが、
本作では打って変わって、リア充と言うと語弊があるものの、主人公には人よりも高いコミュ力があり、”攻略”の意味そのものが180度違うようだ。
WLOでは、主人公がヒロインと同じ土俵にのぼるというのが第一段階だったが、
本作では、手を伸ばすとびくびき震えて怯え、縮こまってしまうヒロイン達に自分と話をしてもらうところから始めないといけない。
本作における”攻略”は「手を伸ばす」ことではなく、「手を差し伸べる」ことで、当然、それがシナリオ上のメインテーマにもなっている。
なので、前作でならメインヒロインに抜擢されていた、割と無茶振りをする上司(ドS室長)とか、どこか抜けている敵対勢力のリーダー(デコ会長)は
本作ではほんとーに残念なことに、非攻略対象になってしまっている!!
一方のメインヒロインは、ちょっと肉付きの良いツンデレ、熟年夫婦的幼馴染、ロリとか、繰り返すが決して魅力がないわけではないが、
前者に比べてどうにもヒロイン力、パンチに欠けるし、見劣りしてしまう。
その上、中の人は、かわしまりの、木村あやかとつわもの揃いで、やはりメインヒロイン勢は劣勢に立たされる。
一昔前に流行った学園のマドンナとか、最近流行りのポンコツヒロインとも違って、本作のメインヒロインはどうにも垢抜けないのだ。
体験版をプレイして、これから彼らの避難所はどうなるのかな?、いったいどうやってヒロインたちの心を解きほぐしていくのかな?
なにやら伏線によると主人公自身もLOVESICK患者みたい?、と作品としては非常に気になるし興味をそそられるのだが、
衝動的にポチらせてしまう商品としての魅力にやや欠けるのは、本作における失敗点ではないかなと、発売前からというか、発売前だからこそ、
サブヒロイン攻略可のFDを今から期待している身としてはちょっと心配になってしまう、売り上げが。
というわけで、宣伝効果をねらってキャッチフレーズとかどうだろうか?
 キミにLOVESICK!
みたいな。昭和臭い?、へ、平成生まれだよ!!
とはいえ、前作同様に描写は丁寧で、虎太郎にときおり神が降りる場面などはとても愉快で、体験版から先の物語も非常に楽しみにしている。
今回はなにやらエロシーンにも力を入れているらしく、予約特典のアペンドエッチもべた塗りラフの段階ですでに期待が高まるのだが、
ぜひサブヒロイン勢を攻略できるFDも製作して欲しい。 ドS室長には黒ストを履かせてください。orz

次に絵についてだが、本作の原画家、三九呂はエロゲ原画は初めてとうことだが、
立ち絵、一枚絵ともに非常に質が高く、これは手放しに評価できると思う。
個人的には服のしわの描き方が、大味だが柔らかい感じですごく好みだ。
青紫がかった制服の影もどことなくエロイ。 あとニーソのプリッとした感じも素敵。
何よりも目を引いたのがサンプルCG、空小路 織衣のパンツだ。

LP_1.jpg

ちょっと、オリオリそれなんか脇にヒラヒラ付いてるけど、極小デルタ&紐じゃないですか。
あまりにそそられて辛抱たまらなくなったので、体験版途中にも関わらず、ブログのほうで半脱ぎ制服(犬耳尻尾付き)の絵を自炊してしまった。
(塗り途中でごめんね)

13枚目 LOVESICK PUPPIES 空小路織衣 作成中3

黒髪ロングでツンデレ、しかも脱いだら凄くて、下着がエロイとか、、、こんな娘がいたら僕は、、、は別の人だったか。
後は黒ストさえあれば、個人的には完璧なのですが、私服にゆったりニット&レギンスがあるので、それで妥協しましょう。
ただし、破ってよし、下げてよし(股下5cm以内)、しかし、脱がせるな!!の三原則は徹底していただきたい。
とはいえ、今からでもまだ制服立ち絵の黒スト差分と黒ストエッチの追加も間に合うよね?




真・月に寄りそう乙女の作法 レビュー 「喜劇 この中に1人”○×△”がいる!?」

疑惑に関する新感想が13000字程度ほどあります。
急いで書いたので、間違ったところ直したり、足りないところ書き足したりしてたら、1万字を超えてしまいました。
むちゃくちゃ長くてごめんなさい。
疑惑の本題に関しては新感想の最後に書いてあります。
本題にいたるまでの経緯もあるので、かなり長いですが、新感想のほうには全て目を通していただけるとありがたいです。
手前味噌ではありますが、かなり自信があります。
真偽のほどは別に、2次創作的なものとしてでもかまいませんので、
ぜひ、本編を”BADエンドも含めて”コンプ後に、本編を思い起こしながらご覧ください。
きっと楽しんでいただけるのではないかと。

感想、疑問などあればお気軽にレスをください。
(だたし、受けだとか攻めだとかBL的なネタは考察対象ではありません)

それと、自分の中では考えが固まってしまっていて、柔軟に検証できないので、
私の思い込みなら私が恥ずかしい思いをするだけで済むのですが、ライターからの挑戦状では?という思いもあり、
どなたか、余裕のある方、賛否どちらでもかまいませんので、ぜひ検証をお願いします。
はずれていれば、私が"道化"になりますので、指を指し、腹を抱えて笑ってください。

あと、これで本当に最後、本文に入りますのでご容赦を。
ErogameScapeの感想レスのほうで、
答え合わせ?というか、この新感想の続きではありませんが、
ちょろっと、妄想ネタを披露しておりますので、
新感想を読んで興味をもたれた方はよろしければご覧ください。


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月に寄りそう乙女の作法 レビュー

ルナとユーシェ、月と太陽、陰と陽、男の娘と男の子。
2人のヒロインの造形も主人公の立ち位置も対照的ではあるが、どちらが好みかと聞かれれば断言できる。
たとえ、はりぼてで偽物の太陽だったとしても、ユルシュールが大好きだ。


と、世紀の大告白風(誇張)な導入をしたのですが、本作では、ルナこそ真ヒロインとおっしゃる方が多い中、
たとえ、CGの枚数が少なくても、挿入歌がなくても、ショーの演出がしょぼくても(ギャグじゃない)、
タイトルからして明らかに贔屓されていたとしても、etc、etc、、、
あくまで、ユルシュールこそ真ヒロインだと断言します。譲りません。

というか初回でユーシェを攻略したのですが、個別EDテーマがあるのかと思うくらい、
まるであつらえた様に、EDがユーシェとマッチしていました。不思議です。いや、真ヒロインだから不思議じゃない。

正直な話をすると、単純にルナとユーシェのキャラ造形という観点では、
ビジュアルなど含めて体験版部分まででは、その魅力にはどちらにもそれほど差はなく、
ユーシェの中の人、五行なずな分で個人的にやや優勢という程度でした。

そんな2大ヒロインの差を決定的にしたのは、いうまでもなく個別シナリオに尽きます。

無駄に長くなってしまったので、レビュー本文は追記で。
[1]では単純にユーシェルートの感想、
[2]ではユーシェルートとルナルートを比較しつつ、気に入った、気に入らなかったところなどを書いていき、
[3]ではその他いろいろと書きます。


最近、レビューは別に上げていたので、更新が滞りがちになっています。
これもそれのコピーです。

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プロフィール

水と油も使いよう

Author:水と油も使いよう
好きな作品は「Dies irae」。間違いなく思春期特有のあれをこじらせた人間です。ブログタイトルですが意味はありません。しいて言うなら語呂、ちなみにマヨネーズは嫌いです。男、年は2周りしていないと言うことにしておきます。

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